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第4回 レジオネラ対策シンポジウム
2003/12/03
日 時:
平成15年12月3日(木) 13:30~16:30
場 所:
(東京)新宿 NSビル13階
参加者:
正会員 52名 一般 63名
テーマ:
1.入浴施設浴槽水の生物学的汚染事実とその対策
― 実験モデル浴槽における汚染推移とその対策事例 ―
入浴施設の基本講座
静岡県環境衛生科学研究所 レジオネラ・プロジェクトスタッフ 主幹 杉山寛治 先生
「循環式モデル浴槽」での浴槽水汚染事実と殺菌洗浄方法についての研究成果の一部について ご講演いただきます。
2.入浴施設の生物学 ~最近のレジオネラ属菌の研究から~
Legionella pneumophila に対する塩素殺菌の問題点に関する研究 ―
東邦大学医学部 化学研究室 助教授 加藤尚之 先生
レジオネラ属菌がどのようにして温泉に進入するのか、温泉水のpH・温度・泉質等、種々な条件の違いのなかで進入したレジオネラ属菌がどのように生き残っていくのか、塩素殺菌を していてもなぜレジオネラ属菌が検出されるのか等々、レジオネラ属菌の不可解な出現の状況 を解明する手がかりを貴重な研究成績よりご講演いただきます
開催報告:
12月3日(水)午後1時30分より、多数の参加者を見込んで今までより大きな会場を用意し、新宿NSビル13階西ゾーン角特別会議室にて本年最後のシンポジウムが開催されまた。募集人数を大幅に上回り、110名をこえる方の参加でした。 |
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まず、開会の挨拶を、当協会の中島会長から行いました。 午前中に行われました当協議会の通常総会の報告と、会員、賛助会員、参加者の皆様に今年一年間の感謝の言葉を述べました。 |
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はじめのプログラムは、賛助会員の茨城温泉開発株式会社 常務取締役の堀川様より「過酸化水素による配管洗浄の事例」をご説明いただきました。 |
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『「バイオフィルム・レジオネラ」汚染事実とその対策』のテーマといたしまして、まず静岡県環境衛生科学研究所の杉山寛冶先生より実験モデル浴槽における汚染推移とその対策事例を貴重な研究結果からお話いただきました。 |
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休憩をはさみまして、東邦大学医学部化学研究室の加藤尚之先生より「Lejionella pneumophiliaに対する塩素殺菌の問題点に関する研究をわかりやすくご説明いただきました。 |
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時間を超過しても参加者からのご質問が多数あり、また中央温泉研究所の甘露寺先生からもご講話をいただくことができ、セミナーは盛況のうちに終了となりました。 |
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シンポジウム終了後、同じビルの29階「AL BACIO」にて交流懇親会を行い、名刺交換に花を咲かせる場面も見られました。午前中の通常総会から出席の会員の皆様、また遠方からお越しになった皆様、改めて御礼を申し上げます。 |