4-1.設備の清掃
設備の清掃 消毒には材質等に応じ、適切な消毒剤を用いることとし、河川及び湖沼に排水する場合には、環境保全のための必要な処理を行う。
場 所 | 清 掃 及 び 消 毒 |
浴室内の人が直接接触するところ (床、壁、洗いおけ、腰掛、シャワー用カーテン等) | 毎日清掃 1月に1回以上消毒 |
浴 槽 | 毎日完全に換水して浴槽を清掃すること。ただし、これにより難い場合にあっても、1週間に1回以上完全に換水して浴槽を清掃 |
ろ過器及び循環配管 | 1週間に1回以上、ろ過器を十分に逆洗浄して汚れを排出するとともに、ろ過器及び循環配管について、適切な消毒方法で生物膜を除去(注)※1※2 |
集毛器 | 毎日清掃 |
貯湯槽 | 生物膜の状況を監視し、必要に応じて清掃及び消毒(注)※3 |
調整箱(洗い場の湯栓、シャワーへ湯を送る箱) | 適宜清掃及び消毒 |
(注) | ※1 | 消毒方法は、循環配管及び浴槽の材質、腐食状況、生物膜の状況等を考慮して適切な方法を選択すること。消毒方法の留意点は、「循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアル」等を参考にすること。 |
※2 | 上記措置に加えて、年に1回程度は循環配管内の生物膜の状況を点検し、生物膜がある場合には、その除去を行うことが望ましい。 | |
※3 | 作業従事者はエアロゾルを吸引しないようにマスク等を着用すること。 また、貯湯槽の底部は汚れが堆積しやすく低温になりやすいので、定期的に貯湯槽の底部の滞留水を排水すること。 |
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