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熊本県の入浴施設の衛生管理に関する条例が一部改正される(県の広報より抜粋)[トピックス]

 written by spa-master 投稿日時:2012/03/06(火) 13:37

 熊本県入浴施設におけるレジオネラ症の発生防止のための衛生管理に関する条例の一部改正について、次のような発表がありました。


改正の概要
(1) 改正理由 
児童福祉法及び介護保険法の一部改正に伴う関係規定の整理及び入浴施設の衛生管理について必要な措置を講じることとされている社会福祉施設を追加するため熊本県入浴施設におけるレジオネラ症の発生防止のための衛生管理に関する条例の一部改正を行うもの。

(2) 改正内容
(1) 関係規定の整理
・ 「知的障害児施設、知的障害児通園施設、盲ろうあ児施設、肢体不自由児施設、重症心身障害児施設」を「障害児入所施設、児童発達支援センター」に改めた。(第2条関係)
・ 「特定施設入所者生活介護事業」を「特定施設入居者生活介護事業」に改めた。(第2条関係)

(2) 社会福祉施設の追加
・ 社会福祉施設に児童福祉法に規定する児童自立生活援助事業及び小規模住居型児童養育事業を行う事業所を追加した。(第2条関係)
・ 社会福祉施設に老人福祉法に規定する小規模多機能型居宅介護事業を行う事業所を追加した。(第2条関係)
・ 社会福祉施設に介護保険法に規定する認知症対応型通所介護事業、小規模多機能型居宅介護事業、地域密着型特定施設入居者生活介護事業、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護事業、介護予防通所介護事業、介護予防通所リハビリテーション事業、介護予防短期入所生活介護事業、介護予防短期入所療養介護事業、介護予防特定施設入居者生活介護事業、介護予防認知症対応型通所介護事業、介護予防小規模多機能型居宅介護事業及び介護予防認知症対応型共同生活介護事業を行う事業所を追加した。(第2条関係)

(3) 公布日
   平成24年3月6日

  添付ファイル:
  
新旧対照表.doc(40KB) [PDFファイル/14KB]

山形支部の支部報第3号が発行されました。[トピックス]

 written by spa-master 投稿日時:2012/02/19(日) 09:09

今年は例年にないほどの大雪に悩まされている山形支部から
支部報第3号の発行の知らせが届きました。
昨年山形支部が主催した浴場施設管理者講座の様子や、山口
顧問によるレジオネラ対策の詳しい情報が載っています。
全国の皆様にもご参考になるものと思い、ここに公開しますので、
ぜひご参照ください。

山形支部 支部報第3号

米国ラスベガスのカジノホテル「ルクソール」宿泊客、レジオネラ病で死亡[トピックス]

 written by spa-master 投稿日時:2012/02/06(月) 20:43


昨年12月、MGMリゾーツ・インターナショナル社がラスベガスで運営するカジノホテル「ルクソール」に宿泊し、同月にレジオネラ病に感染した者がこのほど、死亡した。
昨年春以降、同じく「ルクソール」に泊ってその後レジオネラ病にかかった他の者は2名が現れたが、どちらも死亡に至らなかった。


情報源: 2012年 2月 01日(水曜日) カジノジャパンニュースより 


NPO本部からのコメント:
カジノは砂漠の真ん中で気候的にも暑い場所であり、ホテルでは空調用クーリングタワーから飛散するエアロゾルの他にも、
噴水やエンターテーメントなどの水景施設から飛散するエアロゾルがレジオネラ汚染されていた可能性も高い。レジオネラ属菌の発生源の確認が行われているかの調査結果が気になる。

月例の理事会開催[トピックス]

 written by spa-master 投稿日時:2012/01/27(金) 22:30

本日、本部事務所で月例理事会が開催されました。
参加者は4名、SKYPEによる参加は2名。
主な検討事項は、2月の年次総会に向けて議題(案)でした。
今年は本部主催で、年間2回のレジオネラ対策シンポジウム
と同じく年間2回の入浴施設衛生管理資格者講習会を開催する
ことを決定。
支部の開催予定については、次回までに集約することとなった。

次回、理事会は2月23日。



香港政府の新庁舎、レジオネラ菌検出が相次ぐ[トピックス]

 written by spa-master 投稿日時:2012/01/11(水) 17:16

<<香港政府新庁舎

香港衛生署の衛生防護センターは5日、金鐘(アドミラルティ)に開庁してまもない香港政府新庁舎の厨房と立法会内の給湯室の蛇口から再びレジオネラ菌が検出されたと発表した。
 香港政府のトップ、曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官はこの日、訪問先の上海で、「これまでレジオネラ菌は病院や古い建物内に繁殖すると思われていたが、今回は新築の建物でみつかった。調査チームを早急に立ち上げて原因究明に当たるとともに、今後の衛生検査において、レジオネラ菌を検査の対象にすることを検討する」と述べた。
 食品衛生局の周一嶽局長は、新政府庁舎の洗浄と消毒作業を完了したことを報告。また、これ以前に菌が検出された局長事務室のトイレの再検査の結果が週末に出る見通しを明らかにした。さらに1週間以内に約300のサンプルを採取して検査を行う予定を示した。
※情報源: 亜州IP株式会社 中国の統計データ・産業ニュース 2012.1.6記事より


<本部コメント>
中国本土では、ほとんどの水道の蛇口から出る水は飲用不可で、レジオネラ汚染やクリプト汚染の危険性は限りなく高いと思われる。
厨房やシャワーに使われる水にレジオネラ属菌に汚染されていることは非常に問題であるが、まだその危険性や実態は一般市民には情報公開されないていない。この香港の事件をきっかけに、水道水のレジオネラ汚染問題が公になってくることが考えられる。


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