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熊本県・菊陽町の温泉施設でレジオネラ検出
投稿日時:2012/07/10(火) 13:36
※施設側の発表より
http://www.sanfurea.co.jp/legionera.htm
鳥取県でレジオネラに関わる条例の改定で、パブリックコメント募集中
投稿日時:2012/07/10(火) 13:20
[最新情報]
鳥取県で、旅館業法施行条例、鳥取県公衆浴場法施行条例の一部改正に係るパブリックコメントの募集が行われています。
応募期間は、平成24年7月2日(月)から7月27日(金)までです。
改定の概要は;
現行の条例では、旅館施設・公衆浴場施設共に、定期的に水質の自主検査をすることが義務づけられていますが、多くのレジオネラ症発生原因(又は疑われる)施設において、検査が未実施であることが判明しました。 これを踏まえ、現行の条例で 「自主検査の結果、レジオネラ属菌が陽性の場合のみ県に報告すること」としている基準を、「検査結果にかかわらず県に報告」する制度に改正し、検査状況の実態を把握できるようにする。
【2.浴槽の換水頻度について代替措置を規定】
現行の条例では、旅館施設・公衆浴場施設共に、「浴槽を毎日換水・清掃すること」が義務づけられていますが、温泉を利用した施設等で、湧出量が少ないため本基準を満たすことができず、適切な衛生管理が出来ない施設もあることから、浴槽の毎日換水を原則としつつ、施設の実態上困難な場合は、薬剤による消毒などの代替措置を講じることも可とする制度に改正する。
詳しくは、下記の鳥取県のホームページをご参照ください。
http://www.pref.tottori.lg.jp/193868.htm
英国 スコットランドでレジオネラ菌感染症発生
投稿日時:2012/06/08(金) 11:35
[レジオネラ感染症 発症速報]スコットランドのエディンバラでレジオネラ菌感染症が発生した。英国各紙は6日正午時点で50歳代の男性が1人死亡、約15人が重体と報じている。
感染が確認されたのは同市南西部を中心とする地域で、国民医療制度(NHS)の現地責任者によると、44マイル(約70キロメートル)四方に影響が出る可能性がある。レジオネラ菌の増殖には平均5~6日かかるため、今後1週間で感染者数がさらに増える可能性が高い。現在、感染源とみられる16の冷却塔を化学薬品などで殺菌処理している。
レジオネラ菌は、菌を含むエーロゾル(浮遊粉じん)の吸入により感染し、飲み水や患者から直接感染することはない。感染すると高熱や下痢など風邪に似た症状が表われる。男性は女性よりも感染する確率が高いとされる。喫煙者のほか、糖尿病やがんなどの既往歴を持つ人は特に危険性が高い。
症状の改善には抗生物質の投与が有効で、NHSは上記の症状が表われた場合は直ちに病院に行くよう呼びかけている。
情報源: イギリスの経済ビジネス情報 NNA.EU ネットニュースより
<NPO会長コメント>
一人が死亡、15人が重体とのことなの集団感染事故と言える。発生原因が、16機のクーリングタワー(冷却塔)で、70キロメートル範囲に影響が出るとのことで、重体で無い感染者の数はかなりになっているのではないかと思います。
日本では、大型ビルのエアコン用冷却塔が多く、冷却塔ではレジオネラ属菌は夏場に異常発生するという調査結果があります。夏場だけ使う冷却塔は、使用開始前に必ず殺菌洗浄を行い、使用中も薬剤の注入などが重要となってきます。
第21回レジオネラ対策シンポジウムのビデオ映像が会員に公開されます。
投稿日時:2012/06/02(土) 17:34
[最新情報]会員専用ページにログインして、「ダウンロード」をクリックすると、YouTubeでビデオ映像をみることができます。
※会員専用ページへのログインIDやパスワードが分からない方は、事務局までメールまたはファックスを送ってください。
当日のプログラム及び収録内容:
1 基調報告 『レジオネラ対策の現状』(20分)
10:30~10:50 NPO入浴施設衛生管理推進協議会
会長 中島 有二
2 講 演 『温泉学:温泉の基礎知識』(60分)
11:00~12:00 (財) 中央温泉研究所 理事 理学博士
甘露寺 泰雄
◎特別メッセージ: ATP迅速検査研究会のご案内
3 講 演 『温泉入浴施設の科学的管理法』(60分)
13:00~14:00 NPO入浴施設衛生管理推進協議会 顧問
山口 誠一
4 講 演 『温泉入浴施設の具体的レジオネラ対策法』(60分)
14:10~15:10 NPO入浴施設衛生管理推進協議会 専任講師
藤井 明
5 質疑応答および討議(45分)
15:15~16:00
イタリアで、歯科手術装置の汚染によるレジオネラ肺炎で82歳の女性が死亡
投稿日時:2012/05/29(火) 20:12
[レジオネラ感染症 発症速報]イタリアで,82歳の女性が歯科手術の後で発熱と呼吸困難のため入院,尿中抗原検査でLegionella pneumophilaが検出されたことからレジオネラ症と診断,2日後に死亡した(2011年2月)。
この女性は,L. pneumophilaの潜伏期間である2~10日間はほとんど自宅におり,外出したのは,歯の治療の2回のみであった。患者が利用していた水環境の徹底的な調査の結果,患者の気道分泌物から発見されたL. pneumophilaと歯科用ユニット給水路で検出されたL. pneumophilaのゲノムが一致し、歯科治療で使われた高速タービンから流出する歯科用ユニット給水の噴霧水中のレジオネラ汚染が原因と報告されている。
※情報源:イタリア国立衛生研究所のMaria L. Ricci博士の論文レポートより
<NPO会長コメント>
日本では歯科医治療が原因のレジオネラ感染症は報告されていないが、歯科医の治療がレジオネラ感染症のとなっている例があるかも知れない。厚生労働省による全国的な調査が必要なのではないだろうか。
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