トピックス

<<前へ次へ>>

埼玉県日高町の町営温泉館でレジオネラ菌

 written by spa-master [レジオネラ検出情報] 投稿日時:2014/06/22(日) 19:39

臨時休館中の温泉館

 日高町は20日、方杭の町営温泉館「海の里みちしおの湯」で、人の呼吸器に入ることで肺炎などを発症する「レジオネラ菌」が見つかったと発表した。同館に入浴した大阪の男性が、レジオネラ菌による肺炎で入院したとの連絡を受け検査。男性の肺炎が同館のレジオネラ菌が原因かどうかは分かっていないが、町では当面の間臨時休館を決めた。


 レジオネラ菌は土壌や河川、湖沼など自然界に生息する「細菌」の一種。39度前後の温度で繁殖しやすく温泉施設などで増殖することがある。直接水が口に入ることで感染する可能性は少なく、ジャグジーや打たせ湯を通じてミスト状になったお湯を吸い込むことで感染し、感染すれば発熱、せき、頭痛などの症状が出る。


 大阪の男性は5月18日と25日にみちしおの湯に入浴したと話しており、その後、発熱などの症状があり、今月12日、病院でレジオネラ菌による肺炎と診断され入院。同日、連絡を受けた御坊保健所は検査のため「みちしおの湯」の浴槽の水を採取し、町ではミストを出すジェットバスや打たせ湯をストップ。20日に御坊保健所から「規定値以上のレジオネラ菌が見つかった」と連絡を受け、町では急きょ休館にすることを決めた。


 原因については今後調査を進めるが、レジオネラ菌が見つかったのは屋内の男性主浴槽のみで、露天風呂からは検出されていないことから、源泉でなく主浴槽の配管にあるのではないかとみられている。配管は年に1、2回、職員が清掃しており、昨年8月の水質検査の時点ではレジオネラ菌は見つかっていなかった。


 温泉館で見つかったレジオネラ菌が、大阪の男性の肺炎の直接の原因になったかどうかは、現段階ではわかっていない。男性は高齢だが、症状は安定しているという。町では「こういった結果になり、ご利用していただいた方をはじめ多くの皆様に迷惑をかけることになり申し訳ありません」と話し、「消毒や清掃などで隅々まできれいにして再開したい」と話している。再開までには清掃・検査などで早くても2週間はかかるという。


情報源:日高新報 2014年6月22日

入浴施設・衛生管理従事者・養成講座 開催日程について

 written by spa-master [講習会情報] 投稿日時:2014/06/17(火) 08:58

次回は下記の予定で行われます。(今年から東京では2ヶ月ごとの開催予定です。)

開催日時  2014年7月18日(金)  9:30 ~16:30 (満員) 
開催場所  NPO 浴衛協(入浴施設衛生管理推進協議会) 本部会議室 
        (東京都渋谷区笹塚1-54-7 KSビル2F) 
申込みはこちら    http://kokucheese.com/event/index/164737/

開催日時  2014年9月19日(金)  9:30 ~16:30
開催場所  NPO 浴衛協(入浴施設衛生管理推進協議会) 本部会議室 
        (東京都渋谷区笹塚1-54-7 KSビル2F) 
申込みはこちら    http://kokucheese.com/event/index/176679/

開催日時  2014年9月17日(水)  9:30 ~16:30
開催場所  かでる2.7(北海道立道民活動センター)
         (北海道札幌市中央区北2条西7丁目)   
申込みはこちら    http://kokucheese.com/event/index/182797/

講座の内容  
①入浴施設の関連法規と衛生管理指針  
②レジオネラ症の知識  
③浴場設備の保守管理法 
④浴場の消毒法と衛生管理  
⑤入浴施設の殺菌洗浄法  
⑥認定試験(資格認定証のご希望の方のみ) 

参加費: 
従事者養成講座のみ 12,000円 
資格認定の希望者  17,000円(初年度の年会費を含む) 
再受講          5,000円 
※資格認定者は次年度より当会の「資格会員」として登録されますので、次年度より年会費が発生します。

お問い合わせは、本部事務局までお電話にてお願いします。

 

埼玉県「北本温泉 湯楽(ゆら)の里」でレジオネラ感染事故、一人死亡

 written by spa-master [レジオネラ感染症 発症速報] 投稿日時:2014/06/15(日) 14:22

 埼玉県北本市の温泉施設「北本温泉 湯楽(ゆら)の里」を利用した県内の60~83歳の男性3人がレジオネラ菌に感染し、66歳の男性が亡くなっていたことがわかった。県は14日、経営する「サンフジ企画」(東京都渋谷区)に安全が確認できるまで営業停止を命じた。

 発表によると、3人は別々に5月18~21日に入浴し、後日、発熱などの症状が出た。66歳の男性は肺炎を起こし、今月3日に死亡した。県の検査で、男性のたんや、施設の浴槽から基準を超えるレジオネラ菌が検出された。県は「レジオネラ菌が原因で死亡した可能性は否定できない」としている。

 同社ホームページによると、関東地方の1都6県で19の温泉施設を経営する。「原因究明を急ぎ、今まで以上の管理態勢を整える」と説明している。

情報源: 朝日新聞デジタル 2014年6月14日19時59分 より

最新情報はこちら>>

埼玉県北本市の温泉施設 レジオネラ菌に男性客3人感染、1人死亡

 written by spa-master [レジオネラ感染症 発症速報] 投稿日時:2014/06/14(土) 19:23

 県は14日、北本市二ツ家3丁目の日帰り温泉施設「湯楽(ゆら)の里 北本店」を利用した60~80代の男性客3人がレジオネラ菌に感染し、うち桶川市の男性(66)が死亡したと発表した。県は同日、公衆浴場法に基づき同店を営業停止処分とした。
 県生活衛生課によると、死亡した男性は5月18~21日に同店を複数回利用した。26日に発熱し、29日に病院を受診。レジオネラ症と診断された後で肺炎を発症、今月3日に死亡した。同課は「レジオネラ菌によって引き起こされた肺炎と死亡の因果関係は否定できない」としている。
 ほかの感染者2人も同期間に同店を利用。男性(60)は既に回復し、もう1人の男性(83)は入院中だが回復に向かっているという。
 同店の浴槽水からは、県の基準を上回るレジオネラ菌を検出。死亡した男性から採取された菌と検出された菌の遺伝子パターンが一致した。
 27日に発症の届け出が保健所にあり、県が調査を開始。同施設は今月3日から営業を自粛している。
 県は、同店を運営するサンフジ企画(東京都渋谷区)に対し、衛生管理マニュアルの作成や管理体制の見直しなどを指導していく。
 県内では4月、レジオネラ菌に感染した狭山市と春日部市の90代の女性の2人が死亡している。

情報源: 埼玉新聞 6月14日
«前へ次へ»

アーカイブ